綾羽さんがステージ上で子供たちに握手会の説明を始めて私たちもステージ裏に呼ばれて向かおうとしたとき、亮輔さんに腕を掴まれて呼び止められた。
どうしたんですか?と声を掛けようとしたけれど私語は厳禁。咄嗟にテーブルの上に置かれたメモ用紙を一枚破り、ペン立てのペンを手に取り殴り書きしたものを彼に渡した。
【どうしたんですか?】
彼はその紙を見て私との距離を縮める。思わず身構えしてしまうけれどさすがにこの姿に何かしてくることはないはず。ってなんだか私が何かして欲しいって思ってるみたいじゃない。
恥ずかしい。
本当にマスク被ってて良かった。
「・・・なんだか、変な感じだな。本当、花菜ちゃんには驚かされるばかりだよ。花菜ちゃん、いやナイトピンク。戦闘開始だ。頑張って来いよ」
やっぱりズルいよ、亮輔さん。声を出しちゃいけないのに泣くようなこと言うなんて。でも顔が見えなくて良かった。こんなことも平気で書いてしまえるから。
またメモ用紙を一枚破り、殴り書きして渡す。さすがにマスクから彼の表情までは読み取れないけれどクルリと背を向ける。
どうしたんですか?と声を掛けようとしたけれど私語は厳禁。咄嗟にテーブルの上に置かれたメモ用紙を一枚破り、ペン立てのペンを手に取り殴り書きしたものを彼に渡した。
【どうしたんですか?】
彼はその紙を見て私との距離を縮める。思わず身構えしてしまうけれどさすがにこの姿に何かしてくることはないはず。ってなんだか私が何かして欲しいって思ってるみたいじゃない。
恥ずかしい。
本当にマスク被ってて良かった。
「・・・なんだか、変な感じだな。本当、花菜ちゃんには驚かされるばかりだよ。花菜ちゃん、いやナイトピンク。戦闘開始だ。頑張って来いよ」
やっぱりズルいよ、亮輔さん。声を出しちゃいけないのに泣くようなこと言うなんて。でも顔が見えなくて良かった。こんなことも平気で書いてしまえるから。
またメモ用紙を一枚破り、殴り書きして渡す。さすがにマスクから彼の表情までは読み取れないけれどクルリと背を向ける。

