嘘つきなキミ









いくは俺の服の裾をひっぱる。






「なんかあった?」







「優。あのね、、



わたし、、」






ごくん。






ドーーンっと花火があがる。







いくが泣きそうに微笑む。








「…優、月が綺麗だよ。」