嘘つきなキミ









「優、おはよう!



枕元にあったグミ優のやつ?」






いくは妙に元気だった。






「おう!



昨日、約束したからさ。」






「ありが「浜本くん。



ちょっといい?」






俺を呼ぶのは名前も知らないクラスメイト。






「いく、また後でな。」





俺はいくの頭に手を置いて去った。