スマホを握りしめ、




気を落ち着かせる。





大粒の雪が降っていた。






でも関係なかった。








なんで、俺はこんな焦ってるんだ?






嫌な予感しかしない。








ガチャっとドアが開き、郁美が飛び出てくる。






「凌!!」