嘘つきなキミ









去ろうとする郁美の腕を引っ張る。




「待って。



おれんちの風呂入ってけよ。



俺もその後、入るし。




今日は2人で過ごしたい。」






郁美は顔を赤くする。




ほんと可愛い奴。





「だって下着とか、服とか!」





「下着は洗えばいいだろ。



服はおれんの貸す。」





「なんなら、2人で入る?」