「彼氏いんならっ!!



っ、、」





彼氏じゃないのに。






昨日のキスがフラッシュバックし、




否定の言葉が出てこない。








「俺、もう無理。





もうお前の嘘に振り回されんの、



さんざんなんだよっ!!」







優はそれだけ言い、




振り返りもせず




走り去った。