嘘つきなキミ








凌は受験からの緊張からか、




余裕なさげで、




たまに冷たい言葉を発した。







「…もう、決めたからさ。」





私は凌の目を見れないでいたけど、




凌はずっと私の目を見ていた。





すると凌は私の手を握り、




「どれだけ待てばいいんだよ…」






その意味はよく





わからなかった。