キミとワタシ


キミがいなくなったあとのワタシは

ずっとキミのことを考えてボーッとしていた





そんなワタシを見かねたのかキミの親友が来た

キミの親友はワタシに

「あいつがあんたに言った最後の言葉は何?

 あいつのことだからあんたに幸せになれよとか言ったんじゃない?

 あんたがいつまでもあいつの最後の言葉を、願いを叶えなかったら

 あいつはいつまでたっても天国へ逝けない

 今はまだ、辛いと思う

 でも、いつかあいつの最後の願いを叶えてくれないか?」

その言葉を聞いたワタシはキミがいなくなってから

初めて泣いた、声をあげて

キミの親友は、黙ってワタシをぎゅっと抱き締めてくれた

そんなキミの親友のうでのなかで声がかれるまで泣いた