俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!



「気持ちいい」

貸切混浴露天風呂は、思った以上に快適で気持ちいい。

やっぱり、編集長にも入ってもらうようにして正解だったわ。

たぶん、今頃まだパソコンと向き合ってるんだろうし。

「ちゃんと30分後に来てくれるかな」

まさか、仕事に夢中で忘れるなんてないよね?

今日、半日一緒にいて、編集長の大変さが垣間見れた気がするから、余計に思ってしまう。

でもだからこそ、ゆっくりして欲しいのよね…。

「それにしても、本当にいい景色。いつか、編集長と一緒に入れたらいいのに」

なんて、妄想するとキリがなくて、顔のニヤけは止まらない。

わたしと一緒にいて楽しいって言葉、もっと本気にしてもいいですか?

望みがあるって、思っていい?

高鳴る胸を感じていると、30分はあっという間に過ぎていったのだった。