俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!



その夜、わたしたちは一晩中抱き合っていた。

体をどんなに重ねても足りなくて、どんなにキスをしても足りなくて、朝を恨めしく思ったのは初めてだったかも…。

そしてその後、プロジェクトは再開した。

修司さんの代わりに、別の男性が担当となったけど、大きなトラブルもなくプロジェクトは進んでいった。

40代くらいの担当者の男性は、修司さんの後任だけに仕事熱心で、手が離れた後も、何かと気にかけてくれていたのだった。

そして、プロジェクト開始から8か月後、当初の予定より少し遅れて、いよいよ明日は試験的に始めた電子書籍の結果が反映される日だ。

「みんな、もう帰っていいよ。プロジェクト中、ずっと仕事漬けだったろ?そろそろ休んだ方がいい」

もう少しで日付けも変わろうかというところで、亮平が声をかけてきた。

相変わらずネクタイを外し、胸元を開けている亮平こそ、疲れ切った姿だ。

「いえ。オレ、編集長とこのまま泊まります。きっと、もう最後ですから」

そう言ったのは須賀さんで、すっかり亮平を尊敬する部下に変わっている。