それを、どういう意味に取ってもらっても構わない。
どうせ、冷たく拒否されるか、悪ければ引かれるだろうから。
こんなちょっとした『駆け』にも似た行動が取れるのは、恋人になれた余裕からかな?
さあ、どんな反応をする?
それを楽しみにしながら、亮平を見つめてみる。
すると、亮平は表情一つ変えることなく、ミネラルウオーターを口に含んだのだった。
「りょ、亮平?」
自分から言い出しておいて、驚くわたしもどうかと思う。
だけど予想に反して、亮平は口移しでミネラルウオーターを飲ませてくれたのだった。
「ん…」
それだけでもドキドキなのに、その後は頭の芯からクラクラするキスをされる。
だから、どうしても唇を離せない。
夜空の下、抱きしめ合いながらするキスに、時間が経つのも忘れていた。

