ええっ!?
聞いてた!?
「ウソ…。あの時、起きてたの?」
亮平の寝顔を見ていたら、言わずにはいられなかった言葉。
あの『告白』を聞かれてたというの?
呆然とするわたしを見ながら、亮平はポリポリと鼻の頭をかいている。
「ちょうど、目が覚めたところだったんだよ。オレさ、あの時お前の体に腕を乗せてたろ?さすがに、ヤバイことしてるなと思ってたら、告白されたからビックリでさ」
不覚だ。
聞かれていたなんて、最悪過ぎる。
「引いた?」
おずおず尋ねると、亮平は優しくおでこにキスをしてくれた。
「まさか。オレも香乃子が好きだったんだからさ。嬉しくて、絶対に告白をしようと思ってた。だから、絵美のとこの撮影が終わったら、告白しようと思ってたのに…」
「あっ!じゃあ、話があるって告白のことだったの?それなら言ってくれたら良かったのに」
あんまりにも不機嫌な態勢を取られるから、告白されるなんて夢にも思えなかった。
口を尖らせるわたしに、亮平も負けじと不満顔を向ける。
「お前、絵美に修司さんのことを、イケメンて話してたらしいじゃないか。挙句、早川から紹介されるハメになってるし」
ため息をついた亮平は、突然起き上がると簡単に服を羽織った。

