俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!



会社まで、走って15分。

夜でも人通りが多く、その中をすり抜けるのは大変だ。

それでも、編集長に会いたい想いの方が強すぎて、ひたすら走っていた。

「はぁ、はぁ…。さすがに、疲れた」

ようやくビルに着いたけれど、息は切れて体は汗ばんでいる。

「編集長、いるよね?」

ここまで走ってきて、編集長がいなかったら笑えるわ。

でももしそうなら、よっぽど縁がないということ。

ドキドキする胸を抑えながら、静まり返ったビルのエレベーターに乗り込む。

編集長、一人で仕事をしないで。

わたしは、いつだって力になりたいから。

フロアに着き、半信半疑でオフィスに向かうと、微かな明かりが廊下へこぼれていたのだった。