ありきたりな恋だけど。

「また随分と今日も疲れてるわね。
...さては卓斗くん?」


「そーよ、あのデリカシーないバカのせい。
また朝からあたしの部屋にいた...」


「それはそれでよかったじゃない。」


「まっっったくよくない!寝顔見られたんだよ!?しかも好きな人に!恥ずかしすぎる...」


「いいじゃなーい!卓斗くんなんだから。」


「だからこそ恥ずかしいのよー!もう、だめ...疲れた...」


「まあ、朝からいい運動にはなったんじゃない?」