「仕方ないなあ。
俺が負けたら莉央にキスしてやるよ。」


「卓斗からのキスなんていらなーい!」


...なーんて言っておきながら
本当はちょっと嬉しかったりして、ね。



くだらない話ばっかしてた帰り道でした。



「莉央じゃーな。また明日。」


「じゃーね!変態卓斗!」


「うるせーよばーか。じゃーな。」


バタンッ



「...はぁぁ...嘘なのに...。ばいばい。」