ちょうど青になって信号を渡る。 「じゃあね!」 手を振って歩き出すと、雄大も後ろをついてくる。 「どうしたの?」 「んー、探検?こっち方面あんまこないから、いってみたいな~とおもって! それに、るるの家も知っときたいしね」 え、これって断るべき? 気を使ってくれてるんだよね… でも、探検したいのかな… 「気にしないで!俺が行きたいだけだから!のって?」 「あ、うん。ありがと」 結局断れなくて、申し訳ないとおもいつつ、雄大の後ろにのった。