約束 ~未来を決める1ヶ月~



ちょっぴり顔を赤らめた五十嵐くんを見てると、あたしまで赤くなってきちゃう。


「俺、一生るるのそばにいるから。

るるだけ見てるし、るるを守り抜く。

なにがあっても」


「ありがとう。あたしも五十嵐くんのそばにいたい」



なんだか照れ臭かったけど、こんなにまっすぐに気持ちを伝えられると、あたしも自然と言葉が出てきた。


心の中の言葉が。



「ちょっと待った!今なんて言った?」

「えっ、えっ」


あたしなんか変なこと言った⁈

どーしよっ


なんか怒ってる…




「ふっ、はははは!」


とおもったらいきなり笑い出す五十嵐くん。