「じゃ、行こっか!」



一人の男が肩に手を回して来た。


…やめろ…。

…汚い…。

…気持ち悪い!

……触るな!!


「きゃあーー!!やめてっ!!
何すんの!?」


通りすがりの人達が振り向く。
私は大粒の涙を流す。
すると悲鳴を聞き付けた警官が近付いて来た。


すると男達は目を丸くして

「な、何言ってんだよ!!こいつっ!!」

一人の男が手を振り上げた。


_パチンっ!


うっわ〜、いった。

てか…バカね、こいつ。
そんなコトしたら、もっと目立つのにさ。

「何やってるんだ!!お前達!!」

警官が駆けつけて来たのを見て、そいつ等は_

「や、やべぇ!!行くぞ、お前ら!!
…てんめぇ!!覚えてろよ、女!!」

そんな言葉を残して男達は去って行った。