燐side



玲音に連絡してから俺は、2年ぶりに家に帰ってきた。



ブーー



インターホンを鳴らすと、



中で誰がきたか確認したのか扉が開いた。



ガチャン



玄関を開けると、2年前と同じようにメイドが...執事が立っていた...
いつ見ても慣れない。



「ただいま」



全「お帰りなさいませ、燐様/お嬢様」



執「岬様は、書斎でございます。」



「わかった」



コンコンコン



「燐です。」



岬「入りなさい。」



「はい...失礼します。」



岬「いきなりだが、お前には、大月中学校に転入してもらう。」



「大月中学校ですか。わかりました。」



岬「明日からだ。今日はもう下がりなさい。」



「はい、では失礼しました。」