「…大丈夫だよ、あたしが雨雅を護って見せるからね」
雨雅を死なせるわけには行かない!
あたしの髪の色が…七色に染まる時…。
未来は綺麗に…創って貼り替えられる。
バッと学校全体が光に包まれる。
頭で雨雅、鼓君に羽園君が居なかったことにすればいい。
「…早く逃げて!3人がいたら未来は変わらないから!」
「嶺雨はどうするんだよ!」
「ぬ、抜け出すよ!」
「…鼓!雨雅を背負ってくれ!」
「わ、分かった!」
「嶺雨、集中しててよ」
グッと腰に巻き付いた腕。
「っ!?」
あたしは羽園君の肩に担がれている。
羽園君は額に汗を浮かべている。
校舎を出たと同時に…発動。
風の噂で聞けば…。
未来がいっきに作り変えられる瞬間。
それは…、
この世で一番美しいのだと…。

