一人じゃないから。

花穏side
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「ただいま」




夜の9時を過ぎた頃、妹・葉南が



帰宅した。日直だったとはいえ



学校帰りに寄り道したとはいえ



遅すぎる。






「葉南!今何時だと思っているの?」




「9時?」




「どこに行っていたの?」




「学校」




「学校が9時までやっているわけないでしょ」




「カラオケに行ってきたのよ」



「嘘おっしゃい!学校を休んでいたって



どういうことか説明しなさい」








・・・・学校を?



休んだ?学校に行ってないの?





「なんで?」




「学校から連絡があったの。



子供の声だったと。それも今日だけじゃないみたいね」





「・・・もうバレちゃった?」




「バッチん!!」




お母さんは、葉南の頬を思いっきり


叩いた。


今までで見たこともない顔で。



いつも優しいお母さんからは


想像もできない顔で・・・


あの小さな体を・・・


汚した。