<華月過去said>

あのころ俺はすごく荒れていた…

そして俺たち青華はすごく弱かった
そのため俺は個人でけんかをすることが多かった…
あの日ケンカをし終わると
1人の女がずっとこっちを見てたんだ

華「何見てんだよ…‼おめぇー殺すぞ」

そういってもその女逃げなかった

そして…
逃げるとは裏腹にこっちに向かってきたんだ
それからこう言った…

?「楽しい?」

それに対して俺は…

華「あぁ、楽しいぜ…なんて言ったって全部忘れられるからな」

そしたらその女は…

?「馬鹿じゃないの……そんなのあんたの自己満足じゃない」

華「なんだと‼‼」


?「本当のことじゃない、あんたって族に入ってるんでしょ!?総長なんでしょ!?自分のためにやる喧嘩じゃなくて、仲間のためにやる喧嘩をしなよ…仲間もあんたのこと信じてんだから、あんたも仲間を信じてやりなよ」


最初は腹が立ったけど
言ってることが当たりすぎててびっくりした…
そして自分の未熟さに涙が出てきた

?「泣く前に仲間に言うことがあるんじゃないの」

そうだ…
俺は今までのことを仲間に謝らくちゃならねぇー

華「お前…なまえは」

?「私は有田志織」

有田……志織か…
覚えとかないとな

華「ありがとな…志織」

志「おう」

俺はそれから倉庫に走って行って
俺はみんなに今までのことを謝ったんだ…
それから俺は志織のことを探し続けた