<志織said>

「遼と輝、楽したでしょ」

「だってめんどいし」

「……うん」

なんて適当な2人なんだろう…
だけど喧嘩になったら変わるんだよな…

「そういえば話って何?」

「志織、何か俺らに隠して、1人で溜め込んでることがありますよね」

  ギクッ!

なんでも、お見通しだね…

「話してくれますよね」

うっ………
修哉が怖い…   
しょうがないか…

「えっとね…」

私はあんなことがあって、
また大切な人を失ってしまうのではないか。
私がいることでみんなに迷惑をかけるんじゃないかなど
不安になってることを全部話した

「言っておくけどあの事件はお前のせいじゃねぇー」

「でも…」

「お前は何も悪くねぇー俺たちは誰もいなくなったりはしねぇー
  
  志織のことを迷惑だなんて思ったことはないから…泣くな」

「うん……」

なんか遼に言われると、びっくりするぐらい安心する…

私は遼の胸の中で思いっきり泣いた…

少ししたら、私は眠ってしまっていた…