<誠said>

朝、報告に来ていた修哉と翔を引き留めて
俺は放送をした
放送が終わって3分ぐらいで遼と輝が来た
そして、その5分後ぐらいに志織が入ってきた

「やっと来たか、志織」

っと言ったら…

「やっと…って、いきなりよんどいてなんだよ」

ちょ……っ、え……
殺気出てるよ、志織ー

「わ、わりー…って…だから怒んなって…」

来るなー、来るなー

 ドカン!

いってー!
ひでぇーな、おい…

そこからは修哉が話をして…

「分かった、大変だったんだな…」

よし、きた…

「よかった…」

俺は口に出してしまった…

「よかったってどういうことだよ…」

そ…それは…

「もしかして…」

はい…そうですよ…すみませんでした…
一応…心の中で謝っておこう…

「じゃあ志織が副会長で、遼が書記で、輝は会計補佐な」

それよりも…俺が気になるのは…
志織以外の奴らは、この学校ではトップに入るほどのイケメン…

(まぁ…志織も変装をとったら、すげぇー可愛いけどな…)

それじゃなくても覇者とのことで
それなりにいじめられてるのにな…
みんな気付いてないふりをしてるけど
…全員気づいてる

近くにいれば大丈夫だと思って役員に入れるけど
たぶん陰では
…いじめられる

それはみんな避けたいと思ってる…