<志織said>

転校生はなんと
遼と輝だった…
まさかこいつらまでここに来るとは
絶対にあいつが絡んでる…

よし、殴りに行こう
すぐに行こう、さっさと行こう

ーピ~ンポ~ンパ~ンポ~ンー

『ー1年B組、有田、森田、真田~至急理事長室に来い!ー』

ラッキー
でもどうしよ…
この3人が呼ばれてるってことは
周りから見たら不自然だよな…

「輝行くぞ!」

 ダッダッダッダッ

そんなに焦って行っても何にもならないのに…
ゆっくり行こうっと…

ーガタン!-

「やっと来たか!」

「やっと…って、いきなり呼んどいてそれはねぇーよな」

俺の殺気にビビったのか…

「わ…わりぃーってだから怒んなって…」

それは無理だなー

 ボコーン!

あーすっきりした

「いつまでウジウジしてんだよ、誠(まこと)」

こいつは俺の2つ前の総長で岡田誠(おかだまこと)
すごいうるさいけどいいやつだ
…たぶん

「で、何のために呼ばれたんですか…誠さん」

「あぁーそれな、おい!」

ドアのほうに言ったけど
誰かいるのかな…
あっ……


「修哉、翔」


なんでここに2人がいるの

「お前らをここに呼んだのはな…」

早く言えよ…

「その…お前らに、やってほしいことがあるんだ…」

それを早く言えよ…ジジイ

「それは何ですか?」

「えっとな…生徒会に入ってほしんだが…」

えっ………えー!?
せ、生徒会ー!?

「どうして」

「最近、この学校の生徒が暴れてるのを知ってるか、それを止めてほしい…」

そういえば最近よく聞くな…

「そこから先は僕が説明します」

修哉の話によると…
最近、鬼桜(私たち)が何もしてないから
何をしても大丈夫だと思ったらしく暴れてるらしい…
大変だなー

「どうして、修哉がそんなことを知ってるの?」

「え、だって僕生徒会長ですもん」

はっ………

「「「はぁーー!!」」」

ど、どういうこと…

「ですから…僕はこの学校の生徒会長なんです」

えー知らなかった…
入学式寝てたもんな…私

「ちなみにですが…翔のことも知らなかったりしますか?」

翔のこともって…

「おれも、役員だー」

「「「はぁーー!!」」」

修哉が言うには…

去年、入学してすぐに、誠に呼ばれて行ってみたら
《お前、今日から生徒会長な》
っと言われ
翔には会計という役員を与え
そして…
《学校に来なくてもいいから、悪いことをしてるやつらを倒してこい》
っと言われた
だから、学校には行かずに倒していたらしい…

「なんか大変だったんだな、お前ら……」

確かに遼の言うとおりだ
鬼桜ではなく単独でずっと動いてたんだから…

「分かった、私たちも手伝うよ」

「よかったー」

「良かったって何」

「いや…断られたら…志織のことをばらそうと思ってたから…」

じゃあ手伝わないって言ったら
みんなにばらされてたの…
もしかして

「修哉…まさか…」

「そのまさかですよ」

えっと説明すると…

この人たちは…私たちが断ったら…
私の写真(桜花の写真)をインターネットに載せようとしてたの
ひどいと思いません、みなさん(涙目///)
(志織さん…やばいって…/// by作者)
何が(黒笑)
(いえ…別に… by作者)
ならいいんだよバカー

「じゃあ志織は、副会長で遼が書記で輝は会計補佐だな」

勝手に決めんなよ…バカ

「でも、こんなことになるってことは…」

分かってるって…
覇者の奴らがだまってないってことだろ…
あと、女子たちも…