「みんなーやっほー」

「おう、志織か」

「やっほー」

「よっ」

なんか個性的な返事だな
さすが、なんかまとまってる!?
っていうより…なんか…バラバラ

「どうした、志織」

「いや、ちょっと学校に居づらくて…」

「ふ~ん」

ふ~んって何その反応…

「そーいえば、今日って何の話をするの?」

「えっ」

なんのこと…
私、何か言うことあったっけ…

 ガチャ!

「ありますよね。大切な話が」

しゅ…修哉⁉

「が、学校は?」

勝手に帰って怒られないのかな…
まぁ、人のことは言えないんだけどね

「それは、志織が帰るって言ったんで、僕も帰ろうかと思いましたんで」

なんで私が帰ると、修哉も帰ることになるの…

「それより、志織、ちょうどいいですから、今話をしましょうよ」

話ってもしかして
…覇者のことかな

「…分かった」

あんまり長く話すのも嫌だから短く伝えよ…

「あのね。覇者の人達に私が令嬢っていうのと素顔がばれちゃったの…」

「「「はぁ!!」」」

いつの静かな輝まで…
そんなにやばいことなのかな…

「し、志織、素顔ってもしかして…それのことじゃないよね…」

翔、慌てすぎて語尾忘れてるよね

「三つ編みをほどかれただけで、ウィッグはとられてないから大丈夫だよ…」

「「「はぁ!!」」」

本日2度目の3人ハモり
おもしろいね。

「志織、なんか、おもしろがってねぇーか」

 ギクッ!

「別に面白がってなんかないよ、だから怒らないで、遼」

「あぁ(怒)」

しょがない…
奥の手使うか…

「遼、そんなに怒らないで(涙目)」

たぶん、今、顔キモイことになってるよ
…きっと
でも、これでたいていの男子は許してくれるって前総長がいってた
きも過ぎて許してくれるんだと思う…

「別に…怒ってねぇ…よ///(やべえーかわいすぎる)」

ほらね、ゆるしてくれた…

「それじゃあ、ちょっと今日は帰るね…」

あんまり遅く帰るとお母様に怒られるからな…

「おう、じゃあ、明日な///」

まだ顔が赤い、そんなにキモかったんだ…
ごめんね。