アイツ限定




「じゃー始めるから、並んでー。」



あたしがそういうと、ずらずらと青と白のゼッケンを着た2チームがセンターサークルに集まった。


青は、池島さん、南、西田、浜田、福原。

白は、岡田、豆多さん、土田、村上、吉本。



「50点ゲームだから、先に50点取ったほうが勝ち。負けたら、外周1周。

控えのチームは、勝ったほうと5分後にゲームするから。

……よし、ジャンプボールからね。」



あたしがそう言ってコートの真ん中にボールを持って向かう。


青は池島さん、白は村上が出てきた。



「じゃ、始めるよ。」



そういって、あたしは真上にボールを高く放った。




__ビィーー




体育館に響く、試合開始のブザー音。


その瞬間感じられる気迫。

体にビリッときた。



あたしはゆっくりとベンチへと戻り、雅人から少し離れて試合を見る。

どうやら、ジャンプボールは村上が触ったようだった。