「…気がついたら口が勝手にしゃべったんだよ。」 「ははっ…明日から楽しみだな。お前のメニュー。」 「キツイとかって弱音吐くなよ?」 「吐かねぇよ。」 「ふふっ…覚悟してろよっ」 そういって、あたしは夜空に笑いかけた。 1番星があたしたちに笑いかけてくれているように思えた。 もう1度村上をあの舞台へ。 あの、誰もが興奮するあの舞台へとあたしが立たせる。 絶対に、勝ちあがってやる。