アイツ限定







だいたいわかった。


この星南高校のバスケ部のレベルは、あたしの予想どうり、多分中の下。

そして、ずば抜けて上手い選手や下手な選手はいない。

おまけに、チームプレーにこだわりすぎていて、個々のプレーが少ない。


このチームにしかない、武器のようなものも無さそうだ。

はっきりいって、普通のどこにでもありそうなバスケ部。



「つまらない……。」



あたしは、独り言のようにぼそっという。



「ああ。…多分このチームのベストは、さっきの野郎と、あのゴボウみたいなやつと、手前の丸いチビと、あそこの坊主と、あのチャラいやつだな。」



流石、T中でバスケやっていただけあって、選手を見抜くのも一流だ。

村上がいいあげた選手は皆動きはいい。

反応も良さそうだし、この5人だけなんだかピリピリしていた。



「相手のメンバーは大体わかったけど、何か作戦とかあるわけ?」



「俺がボールを運ぶから、お前がシュート打て。」



……なんて、分りやすい説明……。

だけど