「マリ!ごめんね。千夏だけ先に逃げちゃって……大丈夫?怪我してない?
あーーー!その喉の傷どうしたの?もしかして昨日やられちゃった?ああぁ~……女の子なのに……大丈夫?痛いよね?
ええぇ~。どうしよう、どうしよう……。」
次の日、あたしは警察の事情聴取を終え、遅れて登校した。
あたしが教室に入ったときに千夏がものすごい勢いであたしの元へやってきて、ものすごい勢いでしゃべりだした。
あたしは、千夏の勢いに圧倒されて、後ろへと少しだけ引いてしまう。
「…あ、うん。千夏のおかげで危機一髪で助かったよ。村上呼んでくれてありがとう。」
「うんん!そんなの全然いいの。マリのこと助けられるのは村上君しかいないと思ったから。
……千夏ね、雅人はもう忘れようと思うの。マリの言った通り、千夏が心から好きになれる人探そうと思って。」


