アイツ限定







___キキーッ



駅の外で、車が何台か止まる音が聞こえた。



「警察が来た。」



村上が独り言のようにぼそっとつぶやく。


あ…千夏が呼んでくれたのか…。



「村上…もしかして、千夏から連絡あったからここわかったわけ?」



あたしは、だいぶ体が楽になって、体をゆっくりと起こした。


村上が、隣でそっとあたしを支えてくれる。



「ああ…俺、ちょうど、近くのコンビニにいたからな。まじ、ビビったからな。」



そういってはぁ…とため息を再びつく村上。



「そうか…。」



千夏…気きかせてくれたのかな……。




そんなことを話しているうちに、外から、数人の警察官が駅に入って、あたしたちに近づいてきた。



「えっと……君たちがこの人たちを……?」



1人の若い警察官がおどおどしながら、あたしたちに質問してきた。