いけるっ!
今しかない。
あたしは、力を振り絞って、勢いよく、ロン毛野郎の手からナイフを払い、おもいっきり、背負い投げをした。
__ドーンっ
鈍い音が、駅に響く。
よし、…これで後1人…。
___ボコッ…ドタッ…
4頭身野郎も、どうやら、村上に殴られ、ノックアウトのようだ。
村上が、はぁ…とため息をついてあたしを見てくる。
「お前なぁ…むちゃすんなよ…。」
どうやら、村上は少し怒っているようだった。
村上の顔を見た瞬間、あたしの視界はぐらついた。
平衡感覚がわからなくなる。
自分の体が倒れていくのがわかった。


