『お前…一人?』 私と同じくらいの少年。 金髪の髪に瑠璃色の瞳。 その綺麗な声は私を貫くように透き通る 『ひ…一人…だけど…』 私のドス暗い声は少年の綺麗な声と噛み合わず、何故か虚しくなった。 酷い歪んだ私の顔を見て少年は笑顔で 手を差し伸べた。 『ここでお話しようよ!毎日!!』 私の薄汚れた手を掴み曇りから晴れになった天気に、私を立たせた。