天宮 真帆は未熟児として生まれ、体も弱く、喘息持ちだった。


彼女が生まれた時、医者からは10年持つか、分からないと言われ、彼女の両親は嘆いた。


それでも、不妊治療して生まれた大事な我が子だと、両親は大切に育ててあげる。

例え、いつかその日が訪れようとも、後悔しないように生きようと決めた。

そして天宮真帆、5歳の時にその日がやってきた。