私たちは、おたがい最初の友達ということもあってすぐ仲良くなり学校で一緒にいるようになった


席替えももちろん里緒と上下だ

お昼も「葵〜一緒お昼いこ〜」

「もうそろそろいこっか」

こんな毎日が続くようになっていった


ある日いきなり

「あーおーいーー!!!!!」

すごく大きな声で名前を呼ばれた



この声はもちろん里緒だ

「どうしたの里緒?」

そう聞くと里緒は、すぐにこたえた

「私好きな人できちゃった」

いきなりのことですごくびっくりだった

そして、好きな人ときき葵は、陵のことを思い出した

陵は、まだもどってこない…

「で、里緒の好きな人って?」

「一条 くん 」

一条くん!!?いつもうるさいやつだよね。そう思った

「あおい〜協力してね」

里緒は顔が赤く照れてた。そして笑顔だったすごく可愛かった

「もちろん協力するよ!だって心友だもんね」

そういうと里緒は目をうるつかせて

「あおい〜大好き」

うれしかった

でも人の好きな人だとしても好きな人ときくと陵がでてきて少し辛かった