「はぁ…」



あたしは、あの日からずっと悩んでいる。



自分の気持ちが誰に向いてるのかがわからなくなった。



自分がわからない…。




「真梨華、この際に全部聞くけど何があったの?」



瑠奈…



「瑠奈…あたし、どうしよ!!!」




「真梨華、泣かないで?一回落ち着こう?」




あたしは、大きく深呼吸をして落ち着かせた。