雨の日に



「あ!!先輩…」

「うん?どうしたの?」

少し遠慮して言う貴斗くん

「傘…忘れちゃたんですけど、
傘に入れてもらってもいいですか?」

「…………」

傘に入れてもらってもって事は…
あぁ相合い傘だよね!?

え!!

こんなイケメンくんと相合い傘していいの?

えっ!


「も…」

“もちろんっ♪”

そう言おうとしたのに…

「貴斗くんだっけ?ごめんね。
優乃ちゃんの隣は僕専用なんだ。
だから、僕の傘貸してあげる。」

答えたのは…

上地くんでした。

「えっ!?上地くん!?」

「行こっ!」

「えぇ!?」


すると私の腕を掴んで、
私の傘を持って
学校を出た。