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「せんぱいは、
恋愛小説とか読むんですかぁ?」
「読むっ!めっちゃ読んでる♪」
こんな風に他愛のない話をしながら
階段を下りてたら
「あ!優乃先輩!!」
「あぁ!貴斗くん!」
貴斗-たくと-くんは
入学式当初から仲良くしてもらってるの!
私が、入学式の日にハンカチ落としちゃって
そしたら、貴斗くんが一緒探してくれて…
そこから仲良くしてもらってるの♪
優しいし、気遣いも出来る。
こんな人が彼氏だったらなー
なんて、夢のまた夢
「今帰りですか?」
「うんっ♪」
「あ。僕もなんです!!
よかったらご一緒してもいいですか?」
え!!
ご一緒してくださるの!?
やったっ!
「うんっ♪是非是非っ!」
話に夢中になっていて、上地くんが
睨んでいたとは知らずに…


