人見知り少女とヤンキー君




やっと笑いがおさまって


「いやー笑い過ぎた。ごめんね!それより傷洗わないとね」


「あ、はい…」


「そこに水道あるから、そこで洗ってから保健室行こう!」


「すいません…迷惑かけちゃって」


「いいよ!気にしないで」



すぐそこの水道で傷口を洗って
私達は保健室に向かった







保健室の前について
扉を開けようとしたら


「あれ?空いてないな…そういえば今日、先生出張だった!」


「…な、なら私帰ります」


1時間だけなら
帰った方が楽だしね


「え!?ダメだよ!まだ血出てるし、家に帰っても君何もしないでしょ?」


「う…ま、まぁそうですね」


男の子に言われた通り
多分、帰っても私は何もしなかったと思う…


「じゃあさ、俺についてきて」


「は、はい…」