「うわっ!!いくら遥斗さんでも玲は渡しません!!」


「やだよ。玲は俺んだから。」


「玲は私の!!18年の愛を舐めないでくださいね!」


「あ」




プリプリしてる美希に引き剥がされた;




「ね?玲は遥斗さんより私だよねー??」


「え?あ、えーっと;」




美希からは抱きつかれ、

遥斗さんからは若干睨まれ



なんだこれ;






「あ!ほら、お腹すいた!!文化祭まわろうよ?」


「あ、そーいえばまだまわってなかったね。」


「よし!高校最後の文化祭いっくぞー!!」


「「「おー!!」」」





はりきっている私たちを遥斗と洸太さんは懐かしいような優しい気持ちで見つめていた。