遥斗って…………遥斗って…………



何者?!?!?!??!





ビックリしすぎて項垂れている遥斗を見ていると

突っ伏したまま顔をこちらに向けた遥斗と目があった。





「遥斗、すごかったんだね?」


するとちょっと困った顔をして


「嫌になった?」


「え?!なにが???」


「俺のこと。」


「そんなことないよ!」


「そっか。よかった。」




そう言って安心したように微笑むもんだからこっちは照れてしまう。




美希達はアルバムを見て騒いでるから私たちの方は気にしてないみたい。







「玲ってあーゆうの嫌いそうだからどーしようかと思った。」


「ん〜…分かんない。」


「ふっ。なんだそれ。」


「前も言ったけど、遥斗は遥斗だもん。」


「そーだな。玲はそーゆう子だったな。ありがと。」


「どういたしまして。」





なんだかちょっと甘い雰囲気になって見つめあっていると