「こら。玲がビビってんだろーが。」




さすがにちょっと怖くなって遥斗のジャケットの裾をつかんだら

守ってくれた。




「あ、すいません;いや、本物が間近にいて驚いて…」


「本物??」




本物もなにも、私は垣内玲ですけど;







「玲さんはこのへんじゃぁ有名っすよ?」

「え、私がですか?!」


「はい!」






いやいや、はい!って言われても…




「玲さん美少女だーって噂があります!」




なんだそれ;