「そうですね。表面上はお嬢様の仰った通りです。ですが、遥斗様のお気持ちはお嬢様にあるんですよ。」
「どういう・・・」
「遥斗様とお嬢様は一度パーティーでご一緒してるんです。お嬢様が高校1年生の時に。」
え?
じゃぁ、今日が初めてじゃないって事?
でも、顔見てもなにも思い出せない。
「垣内と神崎の共同で出すお店のパーティーの時、直接挨拶は時間がなくて出来ていないんですが、遥斗様はお嬢様の事を見て素敵な方だと思われたそうです。お嬢様が垣内の娘とは知らずに。」
そんな事があったんだ・・・。
でも、それって・・
「一目ぼれですね。それで今回のお話が上がったときに遥斗様はお嬢様のお写真を見て、あの時の子だと思いこのお話を受けた。と仰られていましたよ。」
「でも、遥斗は私が他と違うから気に入ったって・・」
