「お嬢様とゆっくりお茶をするのはお久しぶりですね。」
「だって山本さん、毎日忙しそうなんだもん。」
結婚の話が上がってから山本さん含め、家の人達みんな忙しそうだ。
「申し訳ありません。旦那様や奥様から任せられている仕事がありまして。」
本当に申し訳なさそうに謝るもんだから、こっちまで申し訳ない気持ちになっちゃうよ!
山本さんってば本当にいい人だよな・・・
「でさ、さっきの話の続きだけど」
「遥斗様のお話でしたよね。遥斗様は、この結婚を会社同士の結婚だとは思っておりません。」
「え?どういう事?会社が手を組むから政略結婚になるんじゃないの?」
垣内と神崎が合同でする仕事や店が増えて、本格的に私達の結婚の話が上がってきたんだとばかり思ってたんだけど。
