「お嬢様、お帰りなさいませ。」
「あ、山本さん、ただいま。ありがとう!」
玲の車を降りようとドアを開けたら、山本さんが来てくれた。
「遥斗様、ありがとうございます。」
「いえ、遅くなってしまってすいません。じゃぁ、玲またね」
「また」
ドアを閉めて遥斗は帰っていった。
「お嬢様、顔が緩んでいます。」
「え?!?!嘘?!」
にやけてたなんて・・・
「楽しかったのですね。よかったです。安心いたしました。」
「安心?」
山本さんは、私の世話係りみたいなもので
送り迎えとかほぼ毎日してくれている。
30代の男性なんだけど、すごく優しそうな顔してるんだ。
結婚の事、心配してくれてたのかな?
