LOVE ☆ Fact








パパがいる最上階へ行くまでにいろんな人がエレベーターに乗ってくる。



私がボタンの近くにいるから、乗り降りする時毎回押してあげてるんだけど





「私がします!」

「え?いいですよ。近いんだし。」



「え?!あ、すいません。」

「あ、はい…。」




そんな感じですごく気をつかわれる。






エレベーターを降りて廊下を歩いている時に




「ねぇ遥斗。」


「ん?」


「社長の娘はエレベーターのボタン押すこともダメなの?」





あんなに気をつかわれてたら、押すことがダメなように感じてしまう。





「ぷっ、はは。」


「私、真剣なんだけど!」




遥斗はおかしそうに笑っている。





「ごめんごめん。

いいと思うよ?
ただ、みんなからしたら玲は社長令嬢なわけ。
少しくら気は使うよ。そこは分かってやって。」


「うーん。それにしてもだよ。」


「まぁ、さっきの奴等は玲と普段会わないような奴だから仕方ないよ。」


「そうか…。」






ちょっと沈んだ気持ちになったところで社長室についた。