Flower Magic *君がくれた花言葉*

部活も終わり、それぞれ友達と帰る。

もちろんわたしも、小町と帰る。


「キャプテンー、さっきのスパイク痛いー 。」

「サボってた日向花さん、大丈夫かな?」

「別にー。サボってないし。」

「じゃあ、言い方変えようか。」

「?」

「誰かさんの事ばっかり見てて、練習やってない人大丈夫?」

「なっっ!ばれてたかぁ///」

「うん。分かりやすいなぁ。楓くんにもばれるよー。」

楓が?そんなこと…

「ないない。超鈍感族の1人だから。」

「何それ。てか、族って他は?」

「まあ、いろいろよ。」

「決めてないんだー。」

「はい、もう終わり。帰ろ。」

都合が悪くなると話を終える。わたしの悪い癖。

多分、小町も知っている。

知っていて、追及してこない。

本当に小町っていい子だよなぁ…。

可愛いし、彼氏もちだし。

うらやましい。

わたしも小町みたいになりたいなぁ…。

だけど今は満天の星に呟くことしかできなかった。