Flower Magic *君がくれた花言葉*

説教も終わり、仲良く?3人で廊下を歩く。

この光景が懐かしい。と思ってしまった。
そして、嬉しい。

最近、楓はわたしと話そうとしない。

朝会っても、「おはよー。」の一言だけしか会話がない。

そして、小町と合流してやっと会話が続く。
という感じだ。

だからわたしには、"さみしい" という感情が募っていた。

「おい、何ニヤニヤしてるんだよババア。」

「ほへ?」

「ぶっ…。何その返事。日向花ってば何聞いてたの?」

また、My World へお散歩してたらしい。

それにしてもさ、南人ってばそんなに笑わなくても…。

南人に抗議しようとしたとき、放送が流れた。

『球技大会が始まりまーす。2-4の生徒は集合してくださーい。』

どうやら始まるらしい。頑張ろう!
楓に見てもらうために。

「頑張ってね、日向花!」

「うん、南人ありがとー。」

わたしは2人に背を向けて走りだした。