Flower Magic *君がくれた花言葉*

「おー、楓。どーだった?」

「圧勝よ、圧勝。まあ、俺が活躍し…『なわけないでしょ。』」

チッ…。この毒舌?てか、嫌味ったらしいのが、親友の南人だ。

正直いって、バスケは下手。

バスケ部なのに。

「てゆーか、お前なにしに来たの?」

「あー、そうそう。僕ね、日向花さんと話したんだー。」

少し間延びした、可愛い口調。

「へー、あいつはババアだぞ?かまってあげてるのか。」

「違うよ。普通に可愛いし、スポーツ少女ってかんじ。」

…趣味が微妙。

「へー、まあいいんじゃない。勝手にどーぞ。」

「ふーん…。じゃあ遠慮はしないよ?」

「えっ…?」

今、一瞬だけ南人の雰囲気が変わった。

なんというか…男らしく?なった。

正直、嫌な予感しかしない。

はあ…。 ズキンッ!

え? 今のは…?

急に胸の奥が痛みだした。

ズキン…。何だろう? この気持ち。