(3ヶ月前)
「あ、おい!あの人、室井先輩じゃね!?
律、チャンスじゃん!
なんか話してこいよ!」
そう言ったのは俺の親友の村本 慎也(むらもと しんや)。
「無茶言うなよ…。
話したことも無いのに。」
「そんなこと言ってたら、誰かに取られちまうぞ!?
学年違うからなかなか会えないのに…。
憧れで終わるつもりかよ?」
そう言われて、ギクっとする。
そうだよ…このままでいいのか?俺…
「ほら、行ってこい!」
慎也が背中を押してくれた。
「…よし!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…